資金が注がれない病気・貧困に支援を続ける大富豪 ビル・ゲイツ

  • 2018.11.28
資金が注がれない病気・貧困に支援を続ける大富豪 ビル・ゲイツ

皆さんご存知、 ビル・ゲイツ氏

私もお名前は存じ上げておりましたが、個人資産が世界一だとは知りませんでした。(今年は逃しましたが)

私には全くもって無縁の世界。

誰が一番世界でお金持ちとか、もっと無縁すぎて興味ありませんでした。

ところが、スマホをいじっていたら、どういうわけか世界の大富豪のランキングがでてきて見ることに。

はあ~凄い額。これってホントなんだ。同じ地球上に生きててこうも収入が違うなんて。。

 

ITが上位を独占。強いですね~。

しかもアメリカ人が多い。

アメリカ強し。

お金持ちの方は、さぞかし私達が羨む贅沢三昧の暮らしぶりなのだろうと思い、ビル・ゲイツ関連のニュースがないかを調べてみました。

すると、全く予想と違うゲイツ氏の生き方が見えてきました。

 

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技術革新で世界貢献したビル・ゲイツ

 

イノベーション ビルゲイツ

 

ビル・ゲイツは、1955年生まれの63歳。

ソフトウェアメーカー、マイクロソフトの共同設立者

ハーバード大学在学中の19歳(1975年)のときに、友人であるポール・アレンと設立。

その後マイクロソフトは、ウィンドウズなどのパソコンの基本ソフトを世界中に販売。

ソフトウェアメーカーとして世界一の企業に成長。

アメリカ合衆国ワシントン州シアトルに本社を置き、従業員数131,300人(2018年6月末時点)!!。

 

ビル・ゲイツの個人資産は過去23年間で18回も!世界一になっている。ひゃ~すごい。

ちなみに今年2018年は、首位をAmazon創業者・CEOのジェフ・ベゾス氏に譲る。

個人資産第3位の世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏(バークシャー・ハサウェイの会長兼CEO)とは公私ともに大の仲良し。

彼は人生で重要な、学びと笑いを与えてくれているとゲイツは答えている。

お互いが良い刺激を与え合い、成長できる関係性。

誰もが望む理想の友人関係ですね。羨ましい。

 

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病気・貧困を終わらせることに世界貢献するビル・ゲイツ

 

世界の病気・貧困に支援 ビルゲイツ

 

2000年にビル・ゲイツの 個人資産を利用し、ワシントン州のシアトルに、 ビル&メリンダ・ゲイツ財団(B&MGF)を設立。

2008年にはマイクロソフトの経営からは身を引き、ビル&メリンダ・ゲイツ財団での活動を重視すると発表。

妻のメリンダと二人三脚でゲイツ財団の運営に専念する。

 

2006年、ウォーレン・バフェットはゲイツ財団への寄付を発表。

彼の個人資産のうちのなんと85%を複数の慈善財団に寄附し、そのうち83%を、ビル&メリンダ・ゲイツ財団に充てることを発表しました!!

その額は2006年6月23日時点の評価額で307億ドル!!

 

安全なプロジェクトばかりではなく、本当に難しいものに取り組んで欲しい

ウォーレン・バフェット氏は、ゲイツ夫妻へそうアドバイスしたようです。

社会の問題を解決する友人を絶対的に信頼しているバフェット氏。

彼の持つ個人資産のうちの83%を寄付に充てるんですよ~凄いと思いませんか。

これにより、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の規模は一挙に倍増しました。

(参考:ウィキペディア
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
ウォーレン・バフェットによる寄附
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%AB%26%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%84%E8%B2%A1%E5%9B%A3)

 

2018年の2月時点で、ゲイツ財団の資産は 約400億ドル(約4兆3600億円)で世界最大規模の民間財団となっています!

(参考:コトバンク 2018-02-20  朝日新聞 朝刊 2外報
https://kotobank.jp/word/%E3%83%93%E3%83%AB%26%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%84%E8%B2%A1%E5%9B%A3-1824092)

 

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ゲイツ財団が最も力を入れる、グローバルヘルスプログラム

 

ゲイツ財団は、全ての人々が健康で豊かな生活を送るために、

国際開発プログラム・グローバルヘルスプログラム・米国プログラム

の3つのプログラムに分けて活動を行っている。

 

国際開発プログラムは、途上国の人々が、飢餓と貧困を克服する機会を与えることを目的としている。

グローバルヘルスプログラムは、途上国での疾病に対して、ワクチンや医薬品の普及による改善、撲滅を目指している。

米国プログラムは、全ての米国国民に中等・高等教育の機会を与えることを目的としている。

 

この3つのプログラムのうち、 グローバルヘルスプログラムは最も力を入れているプログラム。

ポリオやマラリアの流行は、貧困国に限られていて、製薬会社にとって市場価値がなく採算が取れない。

市場経済は、購買力のない貧困層は相手にしない。

先進国の政府は、自国民に直接には利益をもたらさない途上国への支援は正当化できないため後回しにしがち。

そんな、 リスクが高く、政府や企業の資金が注がれない分野に積極的に支援、寄付を続けている。

 

この分野に支援、寄付を続けるのは、
「子どもの命の不平等に最優先で取り組みたい。子どもの命を守るのは基本的な価値。」
という彼の強い信念からだ。

自分の財産を、子供の死を減らすことに使う。

それが自分にとって最も価値あることと位置づけている。

 

ゲイツ氏は、 世界中の研究者たちの新薬開発などの協力で、 マラリヤをはじめ、あらゆる感染症を自分が生きている間に根絶したいと述べています。
(参考:フォーブスジャパン2016.3.8 ビルゲイツの夢「感染症根絶」
https://forbesjapan.com/articles/detail/11461/2/1/1)

 

ゲイツ財団は、WHOの予算の1割近くを途上国援助に充てています!

活動を支える対象は、途上国の政府からNGOまで幅広く、貧困国へのワクチン導入、ポリオやマラリアの撲滅を含む感染症対策は、ゲイツ財団の資金がないと回っていかないようです!!

(参考: 朝日新聞GLOBE+
「子どもの命を守りたい」 ビル・ゲイツが語るグローバルヘルス 
      https://globe.asahi.com/article/11567702)

 

ゲイツ財団の資金なしには感染症対策は進まないなんて。

個人の資金なのに。

利益ばかりにとらわれず、もっと世界各国が協力すべき!

 

ゲイツ財団の支援・寄付は結果重視

 

ゲイツ財団は、マイクロソフトで成果を評価していた手法を取り入れています。

財団で使われた資金によってどんな成果が出ているか、何人の子供を救えたのかなど、常に成果へのこだわりを持っている。

このように、 資金を使う側の努力を求め、結果を重視する。

 

自分自身の資産を光が当たらない分野に使うことで、なおざりになっている世界の病気・貧困問題を着実に解決しています。

自分の財産を、子供の死を減らすことに使う。

それが自分にとって最も価値あることで、生きている間に感染症を根絶することが彼の夢なのだから当然ですよね。

 

緒方貞子JICA理事長と、ゲイツ財団は、業務協力協定を締結し、世界におけるポリオ撲滅対策等の強化に向けた戦略的パートナーシップを結ぶことを発表しましたが、この連携には、ローン・コンバージョンという手法が取り入れられました。

これは、パキスタン政府による 事業が成功したら、ゲイツ財団が パキスタン政府に代わってJICAに債務返済を行うものです。

パキスタン政府に、ポリオ撲滅に向けての一層の努力を引き出すことができます。

(参考:独立行政法人 国際強力機構 JICA
JICAとゲイツ財団が戦略的パートナーシップを発表
2011年08月18日
https://www.jica.go.jp/press/2011/20110818_01.html)

 

ゲイツ財団の拠点を東京に設置!

 

2018年現在のゲイツ財団の職員数は約1500人。

これまで世界8か所に拠点を置いていました。

2017年7月に9か所めの拠点を東京に設置

 

日本とゲイツ財団はすでに良好なパートナーシップを築いています。

特筆すべきは、官民一体となった基金の設立。

2013年に、外務省と厚生労働省、日本の製薬会社、ゲイツ財団等の共同出資で、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)を設立 。

これにより、創薬に優れた企業がたくさんある日本に、基金を利用してワクチンなどを開発してもらい、先進国と途上国の間の健康格差是正に向けて連携して取り組んでいます。

 

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ビル・ゲイツ 財団以外の活動

 

ビルゲイツ 財団以外の活動

 

ゲイツ氏は、アルツハイマー病の治療法開発を支援するために、ゲイツ財団の資金ではなく、 個人資金から研究基金に5000万ドル(約57億円)を提供する。

身内にもアルツハイマー病を発症した人が複数いること、研究成果により、アルツハイマー病が投薬で治療できる慢性疾患になって欲しいことが資金を提供する理由。

治療法が確立した時は、貧困国の患者にも治療を提供できるようにしたいと答えている。

なかなか解決が困難で研究が必要な問題を、なんとかして解決したいという彼の姿勢が表れています。

(参考:ITmedia NEWS
ビル・ゲイツ氏がアルツハイマー病の治療法開発に57億円
2017年11月14日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/14/news079.html)

 

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まとめ

 

まとめに用いる画像

科学技術の普及で世界貢献したビル・ゲイツ氏。

その後、自らの資産を使い、ビル&メリンダ・ゲイツ財団を設立し、世界の病気・貧困を終わらせる取り組みをしているビル・ゲイツ氏。

夫婦で積極的な社会貢献を行っているが、それはなぜか?という質問こう答えている。

「自分は幸運にもいい教育を受けられたし、ソフトウェアの開発に理解のある時代に生きることができたが、そういう恵まれた境遇から得た資産をレジャーや娯楽のためだけに使うのは正しくない」と答えた。
同時に「得た富を政府に与えたり、子供に残したりするのも選択肢ではあるが、何らかのひずみが生じてしまうだろう。社会に還元すべきだ」とも述べた。

出典:ASCII.jp
ビル・ゲイツはなぜ社会貢献に積極的なのか?――NPO関連のイベントで特別講演
2006年04月22日
https://ascii.jp/elem/000/000/353/353036/index.html

 

日本ではゲイツ氏のように、莫大な資金を投じて大胆な社会貢献をする方っていないですよね。

富豪と呼ばれる方々は、持っているたくさんのお金を一体どうされているのでしょう。

 

ゲイツ氏は子供が3人いますが、大きな遺産は残さないと公言しています。

なんと潔い!

 

ゲイツ氏の活動を調べれば調べるほど、畏敬の念を抱かずにはいられません。

つくづく凄い人、素晴らしい人だと思う。

お金を社会に還元すべきだという考え方。そして有言実行。

なかなか出来ることではない。もう神の域!!。

人間の本来あるべき姿、お手本のような方。

私も近づけるよう邁進します。

 

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