オリンピックの正式種目にサーフィンが加わりました!!
東京オリンピックのサーフィン種目は千葉県の志田下で開催されます。
ハワイ在住の日本人女子サーファー前田マヒナさんをご存知でしょうか。
2020年東京オリンピックに向け、2018年に登録籍をハワイから日本に変更しています。
そして、サーフィン日本代表を選出する為の2019年度の強化指定選手に選ばれています。
ワールドツアーのチャンピオンが世界のチャンピオン
代表的なサーフィンコンテストは、 世界チャンピオンを決めるワールドツアー。
通称 CTと呼ばれています。
世界最大のプロサーフィン団体 WSL(ワールド・サーフ・リーグ)が行うツアーで、最高峰のコンテスト。
このコンテストに出場可能な女子選手はたったの 17名。
予選シリーズである QS(クオリファイシリーズ)でポイントを稼ぎ、 QSの年間ランキング6位以内の選手が翌年のCTに入ることができます。
日本の女子サーファーでCT入りした人は未だゼロ!!
今最もCT入りに近い位置にいるのが、前田マヒナさん。
世界で通用する女子サーファー前田マヒナさん
1998年2月15日、ハワイ・オアフ島生まれの21歳。
両親が、サーフィンのために、サーフィンのメッカとも言えるハワイのノースショアに移住し、ハワイで育ちました。
5歳からサーフィンを始め、父親とともにノースショアやサウスで練習。
6歳から大会出場。
9歳でハワイのサーフィン大会にて優勝。
その後、2度の世界ジュニア優勝経験があります。
2014年にはWSLのQTランクで18位。
最近では、2018年9月にモロッコのカサブランカで開催されたWQSで優勝。
翌月10月に宮崎県日向市で行われた国内最大のWQSで3位に入っています。
2018年はQS世界ランキング14位。
日本女子としては最もCT(チャンピオンシップツアー)入りに近いポジションにいる選手。
オリンピック日本代表の最有力選手です。
着実にオリンピック代表の道へ突き進む
日本サーフィン連盟(NSA)よりサーフィン日本代表を選出する為の強化指定選手75名(昨年82名)が発表された。
もちろん前田マヒナさんも選ばれ、強化合宿に参加します。
■日時 2019年3月30日(土)~31日(日)
■場所 千葉県鴨川市東条海岸(マルキポイント)予定
オリンピック出場を目指す選手にとっては、2019年5月6日7日に千葉県の志田下で開催される「ジャパンオープン」(女子は16名のみ参加)、9月に宮崎で開催される「ISAワールドサーフィンゲームス(WSG)」の成績が重要。
オリンピックの日本代表選手は2020年の「ISA ワールドサーフィンゲームス」が終了して初めて確定となるようです。
オリンピック代表が確定するまでの道のりって長いんですね。
体調管理に努めてぜひオリンピック代表を掴んで欲しいですね。
まとめ
オリンピックの正式種目に加わったサーフィンで今最も注目されつつある、二世サーファー前田マヒナさん。
両親がサーフィンのために下した「移住」という選択の中で確実に力をつけてきています。
東京オリンピックのサーフィン種目は千葉県の志田下で開催されます。
ぜひ代表入りして、すばらしい技を披露して欲しいですね。